自動送り装置 : EHAC-80A
■ 操作パネルの説明
■ 操作手順
@ 切削モードの設定をします。
電源コードを電源に差込むとデジタル表示部に「CC」もしくは「FC」の文字が表示され現在の
モード設定状態が分ります。
モードの切り替えは「クラッチボタンと自動停止ボタンを同時に長押し」でデジタル表示が変わ
り、手を放せば設定完了です。
A 手動にて刃先が隠れる程度まで初期切込みを行います。
「ドリルボタン」 を0.2秒以上長押しして、ドリルモータを始動します。
送りハンドルを手で持ち 「クラッチボタン」を押してクラッチ解除し、手動切込みを行います。
B 手動切込みから、自動送りに切替えます。
「クラッチボタン」「送りボタン」 の順に押し、自動送りを開始します。
C コアドリルのモータ負荷を設定します。
ドリル負荷設定MNボタンでデジタル表示部のアンペア表示を変更します。
モータ音、回転速度、送り速度等、コアドリルの負荷状況により調整します。
D 自動停止の設定をします。(任意)
自動停止を設定するとドリル穴が貫通した時点で削孔作業を自動停止します。
「自動停止設定ボタン」にて設定・解除ができます。
E 途中停止したい場合は、「ドリルボタン」を押します。
F 送りハンドルを手で持ち 「クラッチボタン」を押してクラッチ解除し、
送りハンドルでドリルヘッドを移動させ コアビットを切削穴から抜き出して削孔終了です。
鉄筋センサ機能について
■ 鉄筋センサ機能の原理
コンクリート内の鉄筋を手の感覚で感知して、作業をすることは熟練を要します。
1〜2mの貫通穴を穿孔するとき、コアドリル設置側の鉄筋は鉄筋探査機で位置を確認できるので 鉄筋を切断する恐れは殆どありません。しかし、鉄筋探査機で確認できなかった鉄筋および貫通側の鉄筋は、注意を怠ると切断してしまう恐れがありました。
そこで当社は、誤って鉄筋を切断しないようにするために、「鉄筋検知ソフト」を新しく開発しました。
この「鉄筋検知ソフト」は、コンクリート内の鉄筋の状況を判断するために、刃先の切削スピードを常に監視しています。穴あけ中に、刃先が鉄筋を削り始めると、瞬時にコアドリルを停止させるので、鉄筋を切断してしまう恐れがありません。

■ 鉄筋センサ機能の使用上の注意事項
@ 耐震補強工事以外の作業には使用しないでください。
「鉄筋センサモード」では、鉄筋(直径9mm以上)以外のもので、電気配管、電話線配管、
水道管ガス管、樹脂系の配管、鋼線、その他は切断してしまう可能性がありますので、「鉄筋
センサモード」を使用しないでください。
A コアビットは25mm以上、77mm(3″)以下を使用してください。
指定以外のコアビットを使用すると、穴あけ中に鉄筋に当たっても、コアドリルが停止しない可
能性があります。
B 切れ味が悪くなったコアビットは使用しないでください。
コアビットの刃先は「鉄筋検知ソフト」の触手の役割をしていますので、目づまり等で切れ味が
悪くなったコアビットを使用すると検知が困難になり、穴あけ中に鉄筋に当たっても、コアドリル
が停止しない可能性があります。
C 機械の状態及び現場の状況により、鉄筋を切断してしまう可能性がありますので、
穴あけ中は械械から離れないで、穴あけ時の音及び水の変色等の確認をしてください。