モルタルの施工基準
(1)施工準備
1.材料
現場配合表にしたがい、ご使用の<タスコン>の品種と、その他必要な材料を準備して下さい。
準備する数量は、包装単位当りの練り上がり量を参考にして下さい。
砂・・・・泥分・塩分などの不純物を含まない堅牢で、適当な粒度のもの。
練混ぜ水・・・・油・塩類・有機物などを含まない天然の淡水。
2.混合機その他必要器具
・手練りはさけ、電動式または発動式ミキサかハンドミキサをご使用下さい。
・ハンドミキサはアルミ製回転翼を使用しないでください。
・打設量が多い場合、練混ぜ場所と施工箇所が離れている場合、施工箇所が高所、もしくは分散する場
合モルタルポンプをご使用下さい。
・その他、計量器、バケツ、スコップ、仕上げコテ、必要に応じ漏斗を準備して下さい。
3.コンクリート表面の清掃
注入前にコンクリート表面の油脂、レイタンスそう、泥土を除去するとともにコンクリートに十分清水を吸収させてください。
また、アンカーホールのつまりを点検してください。
4.型枠(グラウト部分の周囲に型枠をセットする場合)
型枠の種類は大別して、@<タスコン>モルタルによる、A板類による、があります。
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| 型枠はグラウト材が洩れないように厳密に組み、すき間には固練りモルタル、またはソフトテープなど使用して密閉してください。 |
(2)モルタル練混ぜ方法
1.現場練り
・「プレミックスタイプ」使用時
はじめに試験によって得られた水量を全量投入し、かくはんしながら<プレタスコン>を徐々に投入し、全量投入後1−2分間練混ぜ量を決定してください。
又、施工前に必ず試し練りで硬化時間を確認してください。
2.生コンプラント練り
・配合表によりミキサ練り量に合わせて練り混ぜてください。
・練混ぜ時間は、普通の生コンの場合より長く、約3分間混練りしてください。
(3)注入充填
・グラウト部分の状況により、自然に流し込み、またはポンプ圧力注入により注入充填を始め、反対側
に順次達するように施工し、エアーを残さないようにしてください。
・空気孔よりモルタルが流れはじめたら、残存エアーのないことを確認し空気孔を封じ、引き続き圧力
をかけたまま注入口を封じてください。
(4)仕上げ
・表面仕上げは、普通セメントモルタルに準じてコテで仕上げてください。
・サイドスラスト(側面推力)が大きい機械の場合は、基礎コンクリート面とベットプレート面が同一
平面になるように設計する必要があります。
(5)養生
グラウト施工終了後、冬季温度が低い場合(5℃以下の時)は保温し、これ以外の時は表面に出ている部分を麻布などでカバーし、絶えず湿っている状態で保持してください。
養生が不足しますとグラウト表面にヘヤークラックが生じることもあります。
(6)高温・寒冷時の施工
練置き性、強度データを検討の上、<タスコン>の品種を決定してください。
(7)保管上の注意
・普通セメントより吸湿性強いので、いったん開封したものは、その日のうちにご使用ください。
・できるだけ乾燥した室内に貯蔵保管してください。