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JIS G 3112 (1987)

鉄筋コンクリート用棒鋼(抜粋)


1.適用範囲 この規格は、コンクリート補強に使用する熱間圧延によって作られた丸鋼 (1) 及び異形棒鋼 (1)
について規定する。

注 (1)  コイル状のものを含む。ただし、 JIS G 3117 (鉄筋コンクリート用再生棒鋼)を除く。

2.種類及び記号 丸鋼の種類は、2種類、異形棒鋼の種類は、5種類とし、その記号は表1−1又は表1−2による。

表 1−2 種類 及び 記号
(平成3年1月1日から適用)
区分 種類の記号
SI単位 (参考)
従来単位
丸鋼 SR235 SR24
SR295 SR30
異形棒鋼 SD295A SD30A
SD295B SD30B
SD345 SD35
SD390 SD40
SD490 SD50

3.化学成分 丸鋼及び異形棒鋼は、 8.1 によって試験を行い、その溶鋼分析値は表2−1又は表2−2による。

4.機械的性質 丸鋼及び異形棒鋼は、 8.2 によって試験を行い、その降伏点又は 0.2 %耐力、引張強さ、伸び及び
曲げ性は、表3−1又は表3−2による。

なお、曲げ性の場合はその外側にき裂を生じてはならない。

表2−2 化学成分(平成3年1月1日から適用)
種類の記号 化学成分 %
C Si Mn P S
SR235 - - - 0.050以下 0.050以下 -
SR295 - - - 0.050以下 0.050以下 -
SD295A - - - 0.050以下 0.050以下 -

 

表3−2 機械的性質(平成3年1月1日から適用)
種類の記号 降伏点又は0.2%耐力
N/mm2
引張強さ
N/mm2
引  張
試験片
伸び(2)
曲げ性
曲げ
角度
内側半径
SR235 235以上 380〜520 2号 20以上 180° 公称直径
の1.5倍
3号 24以上
SR295 295以上 440〜600 2号 18以上 180° 径16mm以下
公称直径
の1.5倍
3号 20以上 径16mmを超え
るもの 
公称直径
の2倍
SD295A 295以上 440〜600 2号に
準じるもの
16以上 180° D16以下
公称直径
の1.5倍
3号に
準じるもの
18以上 D16を超えるもの
公称直径
の2倍

注 ( 2 )  異形棒鋼で、寸法が呼び名 D32 を越えるものについては、呼び名3を増すごとに表
3−2の伸び値からそれぞれ2%減じる。ただし、減じる限度は4%とする。

5.形状・寸法、質量及び許容差

5.1  丸鋼の形状・寸法、質量及び許容差 丸鋼の形状・寸法、質量及び許容差は、 JIS G 3191 (熱間圧延棒鋼と
バーインコイルの形状、寸法及び重量並びにその許容差)による。ただし、標準長さ及び長さの許容差は表5及び
表6による。

5.2  異形棒鋼の形状・寸法、質量及び許容差

5.2.1  形 状 形状は、次による。

(1)異形棒鋼は、表面に突起 ( 3 ) をもつものとする。

注 (3)  線軸方向の突起をリブといい、軸線方向以外の突起を節という。
  (2)異形棒鋼の節は、全長にわたり、ほぼ一定間隔に分布し、同一形状・寸法をもつもの
     でなくてはならない。
     ただし、文字などを浮き彫りにする場合には、その部分の節を欠いてもよい。
  (3)寸法が、呼び名 D 16以上の異形棒鋼の節の付根部は、応力集中の少ない形状と
      しなければならない。

5.2.2  形状・寸法、質量及び許容差 形状・寸法、質量及び許容差は、次による。

(1)異形棒鋼の寸法、質量及び節の許容限度は、表4による。
(2)異形棒鋼の標準長さは、表5による。
(3)異形棒鋼の長さの許容差は、表6による。
(4)異形棒鋼1本の質量許容差は、表7による。
(5)異形棒鋼一組の質量許容差は、表8による。ただし、事前に注文者から指定があった場合
   に適用する。

  

6.外 観 丸鋼及び異形棒鋼には、使用上有害な欠陥があってはならない。

7.製造方法 丸鋼及び異形棒鋼は、鋼塊から、熱間圧延によって製造する。


JIS G 3532 (1993)

鉄  線

1.適用範囲 この規格は、普通鉄線,くぎ用線,なまし鉄線及び溶接用鉄線(以下、線という。)について規定する。

2.用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は、次による。

(1)普通鉄線  JIS G 3505に適合した線材に冷間加工を行った、断面形状が円形の線。

表1 種類、記号及び適用線径 (単位mm)
種類 断面形状 記号 適用線径(1) 用途例
普通鉄線 円形 SWM-B

0.10以上 18.0以下

一般用,金網用
SWM-F 後めっき用(2),溶接用(2)

注(1)リブ線及びインデント線は、公称線径を示す。
  (2)線に加工を行った後、その表面に電気めっき又は置換めっきを行うもの。
  (3)線にスポット溶接又はアプセット溶接を行うもの。

表3 線径の許容差 (単位mm)
線径 SWM-B
SWM-F
0.35以下 ±0.01
0.35を超え 0.80以下 ±0.02
0.80を超え 2.00以下 ±0.03
2.00を超え 2.90以下 ±0.04
2.90を超え 3.20以下
3.20を超え 4.00以下 ±0.05
4.00を超え 6.00以下
6.00を超えるもの ±0.06

 

付属1 機械的性質 (引張強さ)

種類 SWM-B SWM-F
品質特性名 引張強さ 引張強さ
線形又は公称線径(mm) N/mm2 N/mm2
0.10以上1.30未満 - -

1.40以上1.80未満

1.80 590〜1270 320〜1270
2.00
2.30
2.60 540〜1130
2.90
3.20
3.50 440〜1030
4.00
4.50
5.00 390〜930
5.50
6.00
6.50
7.00
7.50
8.00を超え16.00以下 320〜880
16.00を超え18.00以下
用途例 一般用
金網用
後めっき用
溶接用

備考1. 
付属1に示されていない線径又は公称線径については、それより大きい線径又は公称線径の値を用いる。

備考2.
付属1に示された-(バー)のものについては、機械的性質を適用しない。